屋根勾配とおでこと絶壁の関係
嫁です。
設計段階で、最終図面よりもさらに軒を出そうと
目論んだことがありました。
さらに出そうとすると、窓の上に
屋根を支えるための出っ張りが
構造上出来てしまいます。
CADの3Dで見るとなんともおでこがでっぱりすぎ。
この出っ張りを隠したいと思って
考えたアイデアが
3.5寸の
屋根勾配にすれば
この出っ張りが
隠れるのでは?
しかも太陽光の発電効率もあがるし☆
名案だと思ったんですが、
「外観を気になさるなら、
3.5寸はおすすめではないです!!」と
設計士さんにいわれ、とどまりました。
ものすごく、北側の壁が高くなるそう。
「それ、調整は出来ないものなのかな?」と
思って設計士さんに質問してみました。
i-smartの屋根の位置は図のように
建物正面から水平に見て
窓の上の幅が決まっているそう。
つまり上の図のように軒が少し出れば
おでこ(南側)が長くなり、
屋根勾配が一定なら必然的に
絶壁(北側)も高くなります。
aの軒を長くしたものがbです。
ちょっとわかりにくいので
点線を入れて高さを比較してみます。
おでこと絶壁が長くなっているのが
わかりますでしょうか?
軒を出し、さらに南北を長くしてみます。
我が家がこんな感じです。
土地の横幅に限りがあるので
南北がそこそこ長くなってしまいました。
さらにおでこと絶壁が長くなっていますね。
…これが実物。
絶壁長い…(笑)
CADだと小さいので、
「そんなに気にする程かな?」なんて
思っていましたが。現物の大きさでみると
結構ななが~い絶壁です。
つぶつぶ☆さんも絶壁について
書かれていますが、(参照 風の通る家)
家のデザインや大きさ、好みによっては
配慮したほうがよさそうです。
※つぶつぶ☆さん、リンクの許可ありがとうございました。
さらに2階建ては実際には下から見上げる形になるので
CADの絵とはさらにギャップがあるように感じました。
(CADは水平の位置からみた実際にはあまりない
シチュエーションの構図)
我が家は北側に若干凹凸があるのですが
それでも長いなと感じました。
設計士さんが3.5寸を止めた理由がわかった…(笑)
おでこ(南側)でもそこそこ高さがあるので
寝室くらいは設計士さんが提案してくれた
勾配天井にしてもよかったかな~と思いました。
まあ、当時は「もうこれ以上オプションを付けたくない」と
いったテンションでしたから、仕方ないですが(笑)
これはどこまでなら気にならないなどは
個人の主観の問題です。ただ、3.5寸にする場合は
少し立ち止まって考えた方がいいかもしれません。
実は、建物の形と軒によって変わる
おでこと絶壁の話でした~。
※設計当初から時間が経っているので
間違っていたらごめんなさい!!
正確なところは設計士さんにご確認下さい。
↓ほほ~と思った方も
見た目より発電効率の3.5寸でしょと
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コメント
絶壁、そして妙なおでこ(´θ`llll)
片流れでは一番気を付けたいところですよね~@最近の一条
家の形によりけりなのでしょうけれど・・・
窓があったりすれば格好がつくと思うので、
それこそ小屋根裏があればいいのかな??
(そもそも小屋根裏で窓がつけれるのかどうなのか(-公- ))
図にしてくださったおかげで、
きっと読者は頭に描きやすいのではないでしょうか~( ´ω`)
実際に現物を見ない限り、「あれはマズイ(`ω´;) 」とは思わないもので、、、
こんな予定じゃなかった~という風になってからでは遅いですもんね~
打ち合わせ中の「太陽光発電のためは何がなんでも3.5寸!」という方には
ぜひぜひ検討していただきたい一件なところ(;´∀`)
しかし、、
先日絶壁側の(笑)軒も、おでこ側の軒も長い一条の片流れセゾンFを見かけたのですが、
申し訳ないけどめっちゃかっこ悪かったです( = =)
なんで設計士さんも止めなかったのか・・・・
おそらくどちらの軒も伸ばして太陽光パネルを多く載せたかったというところでしょうが、
建物にたいしての軒が長すぎなのも変なんですよねー( ̄_J ̄)
うちは絶壁の軒がなさすぎでチョット変なので、
理系文系夫婦さん宅くらいの長さがあってほしかったな~ちょうど良さそう♪
軒が深い家は夏の日射を遮断できますし、太陽光もたくさん載りますので良さそうです。
屋根勾配については好みの問題もあるので何とも言えませんが、太陽光のためだけに家を建てるべきではない、とは思いますね。
ちなみに、我が家は5.5寸勾配(太陽光なし)なので、太陽光を載せるには最良です(笑)。
こんばんは、はっちです^^
窓枠と、おでこ(笑)の高さに基準があったんですね。知りませんでした^^;
バルコニーを作って、おでこで屋根をできるだけ伸ばして下さい。と話をしたら、そのバルコニーが(1/1)施工面積になってしまいました。
あれの基準がよくわからなかったりしてます(TT)
CADで見てても確かに自分が巨人になったような感じで見てますもんね。
実際に3.5寸で施工された家を見てみたいなとおもいます^^;
>つぶつぶ☆さん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
そう、これ結局建物本体のデザインとのバランスですよね。
i-smartやi-cubeは基本、直線的でシンプルな外観ですから
それと屋根との兼ね合いだと思います。
うちもつぶつぶ☆さん宅もハイドロテクトタイルの
一色全面張りなので余計にど〜んと(笑)
3.5寸という設定があるので、
気軽に選んでしまいそうになったので
ホント設計士さん止めてくれてありがとうと
いった感じでした。
CGと現物とのギャップも要注意ですよね。
>Q家のQさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
セゾンは5.5寸もあるんですね!!
実は話題にならなかっただけで、
i-smartもあるのでしょうか??
ただQ家のQさん宅のように、太陽光なしで切妻屋根なら
(ブログで外観拝見しました。)
むしろ立体感が出ていいようにお見受けしました。
出窓やタイルの貼り分けなど
メリハリのある外観とのバランスも
とれていますよね☆
全体のバランスが大事だなとしみじみ思います。
> はっちさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
はっちさんはおそらくおでこの部分を出っ張らせて
軒をだされているのでしょうか?
我が家も最初は、バルコニー(幅1.5マス)を
全部覆うように軒を出してもらったら
おでこに妙な出っ張りが出来、
施工面積が×1に変わっていました。
一条では三方を壁もしくは床で囲まれた部分は
×1計算というルールがあり
この出っ張りを出すとそれに準じた計算になります。
•この出っ張りが嫌
•軒を出しすぎると採光が悪くなりすぎる!?
•×1計算になるのがもったいない
(だったら室内にして、そこに干すという手もあるかも?)
…という理由で、我が家はおでこの出っ張りなしで
出せるギリギリまで出してもらいました。
(つまり施工面積×0.5計算)
実質上雨どいを入れておおよそ
95cmの軒を出すことができました。
(図面上は約115cmです。
図面は壁の芯からの寸法で表記されています)
まだ、住んでいないので何ともいえませんが
このくらいの出幅でよければ、
「出っ張りなしで出せるだけいっぱいいっぱい」と
いえば×0.5計算で軒が出せます☆
(※建物の形状と大きさによって前後するようです)