宅配ボックスの故障を直す
旦那です。
入居して7年半。色々な設備が故障したり壊れたりして行く中で、意外なものが壊れました。
戸建て用宅配ボックス
入居した時は、世間でも認知があまりされてなかった戸建て用の宅配ボックス。以前住んでいたマンションでは大活躍だったけど、戸建てになって宅配ボックスがないと困るのではないか。そんな気がして見つけたこのパナソニック製の宅配ボックス。
コロナウイルス影響で通販・宅配が増えている我が家ですが、夫婦2人とも在宅勤務のため宅配ボックスはあまり活躍していません。
嫁は気にしていませんが、旦那のほうは海外のニュースもあるので、置き配には慎重です。知らないうちに置かれるので、気づかずに一晩外に置いたままもありました。
冷蔵、冷凍ではありえないですが、対面では受け取りしたくない。そんな時に宅配ボックス指定が有効です。取り出すのは面倒だけど。
宅配ボックスが故障
ある時配達の人から宅配ボックスが壊れていると指摘を受けました。調べると、確かに。ボタンを押しても開かない。故障でしょう。
と言って平日には旦那は様子をみる時間を確保できないので、休日に改めて見たのでした。
中の仕組み
改めて中を見ると、色々考えられていると分かります。例えば、小さい子供が中に入ってしまった場合を想定してと思うけど、あるレバーを引くと前扉が開きます。改めてへえと思うのでした。
一方で説明書にはめぼしい情報はないので、直接中を見るしかなさそう。
まじまじと見るのは初めてかもしれないな。いや、初めて使う時に使い方を知るために見たっけかな。
なんて思いつつボタンを押してみて、やっぱり開かない。うーむ。
家電メーカー製なのに電気は全くつかってないようで、電池すらないようです。このため電池切れで開かない、ってわけではない。全て機械的な仕組みで宅配ボックスを構成しているのでしょう。
ということは、ネジが取れた、折れたという類なのだろうと推定。
改めてボタンを押してみても全く開かない。以前は押すと扉が開いていたけど微動だにしない。
裏の取り出し口を開けて中を見ても、おかしな点は無さそう。引っかかって開かない訳ではないみたい。
前扉を確認
裏から操作して、前扉を開けてみました。当然開くので、扉の開閉箇所の故障では無さそう。
ぎいぎいと嫌な音がする訳でもない。なんだろ。
扉の裏にはハンコを設置した記憶があるパーツの箇所があり、怪しい箇所はここしかない。
最初にハンコを格納した時と同じ手順でカバーを外してみました。上の写真の赤矢印の先にあるネジ2つをとって、カバーをスライドするだけ。カバーの下からはハンコだけでなく機械的な機構が見えます。
カバーは配送業者にこの辺りを見せないためのものでしょう。丸見えになれば荷物が当たって故障になる場合もあると思います。余計な問題を未然に回避するのは製品として当たり前。
そしてカバーを外すと、いきなりポロリと落ちてきた部品が1つ。やはりこういうケースでした。
どこにあったのだろう。部品が取れたと分かっても元の場所に取り付けられるとは限らない。自分の修理は無理で、メーカーに依頼するしかない場合も有ります。
よく見ると、この部品が収まっていたと思われるが土台あり、止めていたであろうネジが緩んでいるみたい。
緩んでいるから外れたのでしょう。幸い、プラスチックの土台などは割れたりしていない。
部品を戻してネジを締め、前扉のボタンを押して扉が開くことを確認できました。よかった。
これだけで済んだので今回は良かったけど、門柱に埋め込んだ宅配ボックスが壊れたら門柱を壊して再度埋め込むしかないかなぁ。マンションの時は定期的に点検していたけど、戸建てでは費用の点でなかなか難しい。どうしたものかな。
そんなことを考えた、早春の事件でした。
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