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新電気料金によって我が家の電気代はどうなるの? 検証してみた2022年9月

お久しぶりの旦那です。
前回シミュレーションした結果を9月分までの電力消費の実績で再計算しました。

電気代の改訂

前回の記事はこちらです。
単価が変わる内容の詳細は前回の記事に書いていますので、参照してください。

9月分までの電気代を反映

先日9月分の電気料金が来ましたので反映しました。
今年は異常気象のため、5月、6月と暑い日があり、7月、8月は雨が割と多く、なにかとエアコンを使った日が多かったです。
天気は太陽光発電のほうに大きく影響がでますが、今年は消費電力も結構影響がありました。

さらにウクライナ危機に始まる燃料価格の高騰のため、1kWhあたりで増減される燃料調整費が2月以降はずっとプラスになっています。
昨年はこれがマイナスだったので、余計に昨年よりも電気代が高かったです。

そんな異常気象の年ではありますが、これを東京電力の新料金にあてはめたらどうなるかをシミュレートしました。
対象期間は2021年10月~2022年9月の消費電力で、燃料調整費は実際のものをそのままとして変更していません。変えたのは1KWh当たりの新電気料金の単価と、割引がなくなる通電機器の割引です。なお、我が家の太陽光発電は全量買い取りですので、太陽光発電で生じた電力はここには算入されていません。

では見てみましょう。

実際とシミュレーションの比較

電力消費量 電化上手 一条工務店 i-smart アイスマート 注文住宅 

ほぼ重なっているのでわかりにくいでしょうから補足します。冬は毎月1000円前後の増加、逆に真夏は500円前後の減少になり、他の季節は基本的に増加です。
トータルで年間7000円の増加、月当たり平均600円程度の増加になります。

次にシミュレートした電気代の割合です。積み上げグラフの上から昼間(30.67円/kWh、夏期は34.16円/kWh)、朝晩(25.94円/kWh)、深夜(15.12円/kWh)になります。
それぞれ今の料金からは減少、減少、増加です。昼間が安くなるのはいいのですが、深夜が今より約2.5円/kWh上がるので、昼間の値下げ分を吸収できません。

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i-Smartに住んでいる方なら実感していると思いますが、電気は夏よりも冬に多く消費します。見ての通りですが、料金の高い昼間はそんなに消費量が変わらず、それでも冬場の床暖房の時期と、真夏のエアコンの時期が若干多いです。これに夏期は昼間の料金が上がるので、今年は電気代が夏でも3万円弱までいきました。高い!

一方で朝晩は年間通してほぼ変わらないですが、真冬の1月、2月だけ床暖房とエコキュートの沸き上げのためでしょう、消費量が増えています。
水を100度まで上げるとしても、夏は30度前後から沸かすので70度くらいですが、冬場は0度からなので100度上げることになります。
この影響で冬場は深夜電力も夏の3倍くらいになっています。

節約する方法はあるか?

電気代が上がるのは避けられないので、やれることとしたら何があるでしょうか。
今まで深夜に集中していた電力消費を朝晩、昼間に持っていくと高くなります。このため、朝晩、昼間の何らかの電力消費を深夜に持っていけば安くなります。
価格が上がったとはいえ、深夜電力料金は朝晩よりもまだ約10.5円/kWh安いです。

例えば朝晩の毎月の10kWhを深夜にシフトすると年間の増額は6000円になり、月平均で500円の値上げです。先ほどよりも安くなります。
となるとできることは、朝晩の時間の床暖房、エコキュートの動作をなるべく抑えて、深夜時間帯で動かすことになります。

もちろん、究極の節約は電気を使わないことです。減った分だけ電気料金は安くなります。
我が家は太陽光発電は全量買い取りなのでまだ変えられませんが、自家利用に変更して蓄電池を用意して昼間の発電を昼間の消費に使うと同時に余剰分を深夜電力に使うことができれば、かなり電気代は下がると思います。
この方法の問題は、蓄電池の価格が高いことと寿命が短いことでしょう。スマートフォンなどで使われるリチウム電池は価格が高いうえに高温に弱く、しかも200回程度の充放電で寿命となります。技術は進歩していきますが、さらに安くて寿命が長い固体電池など新しい技術が出てこないと解決しそうにないです。

今後2030年代は電気自動車の時代になるといわれています。それに合わせて蓄電池の技術が進歩するでしょうから、気長に待つしかないですね。

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