新電気料金によって我が家の電気代はどうなるの? 検証してみた
お久しぶりの旦那です。
東電からの連絡で、10月から電気代が変わることを知りました。
今回は軽く検証してみました。
東電の連絡
封筒とメールでやってきた連絡。封筒のほうはどこかにやってしまったようなのですが、DMで改めて確認できたので調べてみました。
詳細を調べると、オール電化の家庭で契約する電化上手プランも例外ではなく、10月から変わります。
簡単に言ってしまうと、
- 深夜電力が値上げ
- 朝昼は若干の値下げ
- その他割引になっていたものがなくなる
詳細を見ていきましょう。
新電気料金の詳細
昼間の料金は、
- 夏 39.44円が34.16円
- 夏以外 32.32円が30.67円
朝晩は26.49円が25.94円
以上は若干の値下げです。
代わって深夜料金は12.48円が15.12円。30%くらいの値上げになります。
そのほか、割引があった以下のサービスがなくなります。
- 5時間通電機器使用 1kVAにつき 253円
- 通電制御型夜間蓄熱式機器使用 1kVAにつき154円
我が家の新電気代はどうなる?
サンプルとして、2021年6月~2022年5月の電力使用量で比較してみます。
注意点は後で書きます。
まず消費電力は下図の通りです。どこの家も同じと思いますが、夏はエアコン使用で朝晩、昼の電力量がやや多め、冬は深夜電力による夜間のお湯を沸かすエコキュートと、前日通しての床暖房で多めになります。夜間の消費量は1、2月がやはり多いですね。10月あたりの3倍弱となっています。
この消費量をもとに計算すると、下図のようになります。
8月あたりは新料金のほうが若干安くなり、他は旧料金のほうが安いです。若干の差のようにグラフからは見えますが、年間の合計では8,000円高くなります。
(注意)
もっとも東電の電気料金変更以上に、燃料調整費というものが毎月調整されながら賦課されています。
燃料調整費は例えば2021年6月は1kVAあたり-3.29円、つまり割引になっていましたが、昨今の原油高、資源高、物価高により2022年5月は2.74円、つまり追徴になっています。
上記計算は新旧料金で燃料調整費は同じという前提で計算しましたので、10月以降は燃料調整費の増額分も電気代として請求されます。おそらく年間1万円の増額では足りないだろうなと予想。
以上の計算には太陽光発電の影響は入れていません。我が家は全量買い取りなので。
何から何まで高くなっている昨今ですが、節約できるところはやって負担増分は何とかしていくしかないですね。
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