【WEB内覧会19】シンプルなボックス階段（中編）〜入居後にわかった意外ないいところ。ちょっとしたDIY。

嫁です。

設計時、迷いに迷ったのがこの階段でした。

設計初期は、展示場にあるオープンステア＆吹き抜けに憧れていました。

土地の幅が少し足りないために、リビングと隣接する洋室を南側にもってきたいという希望を優先すると、家の真ん中あたりにある吹き抜けとオープンステア。う〜ん。

しかし、いい位置にオープンステアを持ってこようとすると、テレビボードが邪魔。う〜ん。

オープンステアを熱望しつつも、テレビボードが大のお気に入りで、絶対に譲らない主人。う〜ん。

長い一直線の階段は勢いがついて危険なのでは？と少し不安になっていたところに、他のブロガーさんのお子さんがオープンステアから落ちたという記事を読んで、長いストレートの階段の階段の上の方で息子が転んで大怪我をしたら…と不安になりました。

折り返しのオープンステアを雑誌で見つけたので、これなら！！と思って聞いてみましたが、設定外で探しても採用出来る確率は恐ろしく低いと。う〜ん。

…
…
…

だったら
吹き抜けなしで
ボックス階段にしちゃえ！！

…と他の条件を優先して、消極的な感じで決めましたが、階段関連で絶対に外したくなかった「リビング階段」という条件は盛り込んだ形で落ち着きました。

ほぼ家の真ん中にあるので、リビングやキッチンにいる家族と外出前や帰宅後に顔を合わせるので、自然とコミュニケーションが生まれます☆

ごく普通サイズの家なので、何をするにも極端に動線が悪い訳でもなく、特別に良い訳でもなく。洗濯動線に特化するのであれば、さらに効率的な動線もあるとは思いますが、家事以外にもあるので、その点を考えると家の中心にある階段はバランスがいいと思います。

階段に窓がないのが残念で、暗いのでは？と思いましたが、二階ホール北側にある押し開きの掃き出し窓の採光が思った以上によいのと、二階の部屋のドアを開けていることも多いのでそれほど暗くなく、昼間に照明をつける必要はありません。

住んでみてわかったよい部分は、階段下収納の収納力です。日用品のストックや段ボール・新聞・掃除道具をしまう場所として使っていますが、家の中心近くにあるとアクセスがよくて便利です。

階段から冷気が来るという方がいらっしゃいますが、階段に窓がないことで冷気は少し感じる程度。滞在時間の長いダイニングテーブルやソファが少し離れているのもあってか、生活している上で、階段の冷気で困ることはありません。

心配していた安全面ですが…息子より先に、私たちがぼんやりとしていて、転んでしまいました（笑）どう転んでもどこかしらに手が届くので、大人も安全だというのが確認出来ました。年を取ったときにもいいかもしれません。

オープンステアのような派手さはありませんが、いろんな側面で考えると私たちの生活にはあった階段だと思います。

このボックス階段、見た目が少し寂しいのでちょっとしたDIYでディスプレイスペースを作りました。

無印良品の「壁に付けられる家具・長押・幅４４ｃｍ・タモ材／ライトグレー（幅４４×奥行４×高さ９ｃｍ）」です。シンプルなボックス階段が、少し我が家色になりました。（DIY詳細は別記事で）

まだまだ飾るスペースはあるので、少しづつディスプレィを工夫してオリジナルなボックス階段にしたいと思います。

後編に続きます。

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