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電気代 2023年6月からの値上げでどう変わる?シミュレーションしてみた

旦那です。
最近の話題といえばなんでも値上げ値上げ。ところで電気代がどうなっているか考察してみました。

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電気代の値上げ

とうとうやってきました。

電気代の値上げは食料、日用品の値上げよりも効いてきます。なぜなら食料、日用品の生産にも電気は必要で、電気代の値上げにより家で使う分の値上げとともに、買ってくるものの間接的な値上げが家計に押し寄せてきます。
その分、給料が上がればいいのですが。ふう。

といって電力会社も霞を食って生きていくわけにはいかないので、最低限の値上げは仕方ないでしょうね。6月から値上げです。

値上げにより家計に影響があるか

以前やった方法と同じ方法でシミュレーションしてみます。
まず前提を書いておきます。

  • 東京電力のエリア。新電力ではなく入居時のままオール電化契約
  • 太陽光発電は10kWh以上で全量買い取り。従い発電しても自家消費はなし
  • 為替、原油価格などの影響が考えられますが、予見できないので影響なしとします
  • 気象条件が昨年のシーズンと今年では違いますが、おそらくそれ以上に上記3つの要因が大きいでしょう。従い気温などは差がないと仮定します

今年の夏は変則的なエルニーニョといわれているので、数年前の雨の多い夏のようにエアコンはあまり消費しないかもしれませんね。
代わりに食料が予定通り作れず、高くなるかもしれません。

買電金額の比較

昨年7月~今年6月までの電力使用量を実際の金額と、今後の金額で比較します。つまり仮に今の電気料金だったらこの1年はいくらになったか、を求めます。
まずは電力使用量はこちら。
消費電力量 電化上手 一条工務店 i-smart アイスマート 注文住宅 
おおよそ、9100kWhも使っています。ほんと、子供の元気さで発電してほしい。

これに対して実際の料金と、6月からの新料金で昨年7月~6月までの料金を計算したグラフがこちら。
電気料金(補助金あり) 電化上手 一条工務店 i-smart アイスマート 注文住宅 
年間で1520円程度の差。月当たり127円の値上げで済んでいます。
気になる燃料調整費は、年間の平均から6円としました。

おお、このくらいで済んでいるの?
確かに昼間の電気料金を安くする代わり深夜料金を値上げして、さらに割引をなくしています。最も電気を使う1月2月の料金は現行のものよりも安くなっています。
これなら問題ないじゃない。

実際の料金はこちら

しかしこのシミュレーションには実は大きな落とし穴があります。
2月頃に電気代が安くなってうれしかった記憶はないですか?政府が燃料調整費に対して1kWhあたり7円の補助をしているから安くなりました。
予定ではこれが9月で終わるといいます。延長の可能性はあるとしても、永遠ではないでしょう。

これを加味して、つまり補助金がない状態で計算しなおすと、燃料調整費は1kWhあたり13円。これで試算したグラフがこちら。
グラフが重なっている箇所がありますが、途中で2回の値上げがあったことが原因のようです。
電気料金(補助金なし) 電化上手 一条工務店 i-smart アイスマート 注文住宅 

冬の時期を除くと他の季節はすべて新料金は値上げ。年間で87000円の値上げになり、月7200円の値上げになります。

今と同じ補助が出続ければそんなに影響はないですが、補助はいつかはなくなるでしょう。その時につき7200円もの値上げをどう吸収して家計を守るか。
悩みは尽きないですね。

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