本ページはプロモーションが含まれています。

WiFi6メッシュ対応無線LANルータで作る快適自宅ネット環境

旦那です。
今日は久々、自宅のネット環境の話をします。

スポンサーリンク

床暖房のパネルによる影響

標準で床暖房が入るi-smart。南極の基地並みの分厚い断熱材(展示場で初めて営業S氏に言われたくどき文句)と床暖房で快適な冬が約束されます。
この冬は電気代など何でも値上げで困ってしまいます。今年は異常気象のため床暖房点火を遅らすことができました。床が冷たい割には23〜21度あたりの室温を維持でき良かったです。

床暖房は嫁の担当なので興味がある方はこちらからどうぞ。

その床暖房について建築中でも見ていますが、金属板のようなパネルを敷き詰めてそこに這わせたチューブに温めた不凍液を流す方法です。オール電化なのでお湯は電気で沸かしますが、嫁の記事のように床暖房は主に深夜電力(23時〜7時)を利用して不凍液を温めるようにしています。ここでも節約を心がけます。
エコキュートと違って深夜にお湯を沸かして貯めるわけではないので、寒い日は昼でも沸かすところが難点ですね。

ところで、家のネットをどうしていますか。光ファイバーで高速なインターネットを引く人が多いと思います。家の中は引越し前に使っていた無線LANルータをそのまま使う人も多いと思いますが、今回はi-smartの床暖房を考慮した無線LANルータ交換のご提案です。

メッシュがいい

多くの家庭では無線LANルータを設置していると思います。最新の規格はWiFi6という、有線LANで普及している1Gbpsよりも速い規格が広まっています。
このルータ、出始めは高かったですが、今は数千円でも買える機種があります。
でもちょっと待って。その機種、メッシュ対応していますか?

メッシュというのは網の目という意味ですが、ネットワークの世界では昔から使われています。大昔のネットワーク(有線LAN)は一本線で引かれた形態があり、それに対してメッシュが出てきました。一本線の方は途中の装置が壊れると他の装置もネットが切断されるという問題があったので、以後はメッシュ型が流行ります。メッシュを提供するのがハブやスイッチです。(ハブが壊れたらすべての装置がネットから切断されるのは同じですが)

有線に続いて無線LANの世界にもメッシュが導入され、IEEEで国際標準規格になりました。ただ、標準の規格は各社でやりたい機能を提供できない場合があり、無線LANのメッシュについてはあまり標準は使われていない印象です。このため各社でバラバラにメッシュ機能が提供されています。

i-smartで無線LANネットワークをつくると、平屋なら1台でできそうです。ハイパワーなルータを買って中央付近に設置すれば終わりです。
しかし2階建てなら前述の床暖房のパネルのため、1台では到底無理です。電波は金属板や遮蔽物があると通過するときにかなり弱まります。例えば1階のリビングに設置した無線LANルータでは、床暖房パネルや階段の開口部の広さの影響なのでしょう、2階の隅々までは電波が行き渡りません。

そこにメッシュに対応した無線LANルータを1階、2階に設置しておけば、家中どこでも高速なネットワークを楽しめます。

メリット

メッシュ機能を搭載した無線LANルータを使うメリットはいくつかあります。代表的なものはこの2つです。

通話、通信が途切れない

ハンドオーバーといって、携帯電話などでも使われる用語があります。
携帯電話は基地局と通信して音声通話やデータ通信をします。ユーザが移動すると、接続中の基地局との電波が弱まるります。基地局がいくつかある場所であれば、より強い電波で通信できる基地局を探しなおして、通信を切ることなく基地局を切り替える、これが、ハンドオーバー機能です。

通信を切らない、というのがポイントで、ハンドオーバー非対応の場合は一旦通信を切って新たに基地局を探すことになります。メッシュ非対応の場合、1階と2階で無線LANのルータが連携しないので、1階と2階の間を移動すると、つまり強い電波を出す基地局を変えると、一旦機内モードにして再度つなぐ必要があります。これをしないと弱くなった電波で通信を続けるので、遅い速度になります。この状態に嫁や子供は文句を言っていました。

WiFi6で帯域確保

WiFi5でもメッシュ対応のルータはありますが、価格差はあってもWiFi6ルータを選ぶべきです。
すでにWiFi7の製品が出ており、いよいよ有線LANのスピードを大幅に超えます。そんな中で2世代前の規格を使い続けるのは機会の損失に繋がります。世間のサイト、アプリが標準で期待するスピードをドンドン上げており、遅いユーザはゲームだけでなく様々なユーザ体験から置いていかれます

このメリットにより、1階、2階を自由に行き来しても通信が途切れず、また広い帯域でインターネット通信も万全です。

親子機は有線LANで接続可能

ところで、メッシュの技術をちょっと話しますと、メッシュは中継機同様に親子機間で通信しています。自宅を設計してこだわりぬいて家を建てているi-smartの施主なら、有線LANを敷設している方も多いでしょう。我が家もそうです。

しかし自分にはちょっと後悔があります。LANケーブルにはカテゴリというランクがあり、高速な通信にはグレードの高いカテゴリのケーブルが必要です。あとからケーブル交換できるようにLANケーブルをパイプに通さなかったことが後悔ポイントです。

その当時は、「いつかは無線のほうが速くなって有線を追い抜く」と漠然と考えていました。2020年代になって、それは現実になりました。
一条工務店 i-smart アイスマート 注文住宅 WiFi6 メッシュ機能 無線LAN利用
このため有線LANがなくても無線LANで親子機間の通信は問題ないのですが、親子機間の通信用にも無線LANの帯域を使います。上図の点線が無線LANです。親子機間を無線LANでつないでいます。

端末が多い、あるいは在宅勤務やリモート授業が多い家庭なら、通信を安定化させるためにも有線での接続がおすすめです。無線はどうしても自宅外からの電波により乱れて、性能が安定しません。有線はその点は問題ないです。
 一条工務店 i-smart アイスマート 注文住宅 WiFi6 メッシュ機能
上図の実線が有線LANです。ハブを入れていますが、親子機間を有線LANでつないでいます。

なお、メッシュ機能の場合、気をつけなければいけない点が一つあります。
光モデムに親機を直結し、親機に子機を直結します。間にハブが入ってもいいですが、子機を光モデムに直結することはできません。このため、親機が故障すると子機もインターネット接続できなくなります。

機種選び

無線LANルータを買ったことがない人は少ないと思います。アンテナがゴテゴテとついているものが一見性能が良さそうですが、内蔵アンテナでも十分なので設置場所に合わせて機種を選べばいいです。

先に書いたように、親子機を有線でつなぐか否か先に決めましょう。どちらでも良ければ、価格で決めればいいです。最近の人気のあるルータは、海外メーカーのものが多いです。ちょうどセールの時期なので、安く売っていれば逃さず買いましょう。
お勧めの機種は最後に書きます。

設置場所の注意

無線LANルータは電波を送受信します。電波は遮蔽物、特に金属に弱いので、物陰とか金属の箱の中に設置は避けましょう。
我が家は1階は見通しが良いリビングのテレビの横(本当はテレビの前がいいのですが)、2階は情報コンセントの中に入れています。情報コンセントは2階中央の押し入れの中に設置したので、扉を占めると電波が弱まります。でも押し入れからLANケーブルを引き出すことが難しく、引き出したあとのルータの設置先もないので、そのままとしています。
ちなみに情報コンセント、蓋をするにはアンテナが出っ張っているものは設置が難しいです。アンテナ内蔵型でできるだけ小型が良いでしょう。

設置場所のポイント

繰り返しになりますが、設置場所は下記の2点に気を付けて、設計時に考えておくほうが良いでしょう。可能なら設置場所に有線LANケーブルのコンセントを用意します。

  • 遮蔽物がないところ
  • 建物のなるべく真ん中

我が家の場合、外観を考えて情報コンセントを押し入れに隠すことにしましたが、この設置方法はメッシュ機能を使うには難しいですね。作り付け本棚の上の方に設置して、付近に有線LANがあればよかったかなぁ。

おすすめのルータ

ちょうどブラックフライデーセールの季節。お得におすすめの無線LANルータを買いましょう。引っ越しが近い人もすでに入居してそろそろネット環境が不満な人も確認してください。

ポイントとなるキーワードは、メッシュ、IP-V6、MU-MIMO、WPA3です。

  • メッシュは、上述のとおりなので省略します。
  • IP-V6は、重要なキーワードです。契約するプロバイダが提供しているかによりますが、数年前から始まっているIPoEという技術により、混み合っているIP-V4を使わず次世代のIPアドレスであるIP-V6を使ってアクセスします。
    ネットが遅いという話のほとんどは、ダイアルアップサービスを使用したIP-V4での通信が混み合っているため、遅いことが原因です。ダイアルアップサービスを使わないことで、プロバイダのサーバに速くたどり着けるので、目的のWebページへのアクセスがしやすくなります。プロバイダの対応が必要なので、
    場合によってはプロバイダの乗り換えを考えるべきでしょう。
  • MU-MIMOは、同時に多数の端末が電波を使っても遅くならないようにする仕組みです。昔の規格にはなかったもので、対応しているものを選ぶべきです。
  • 最後のWPA3は、セジュリティに関する最新の規格です。これから買うものはWPA3対応は必須でしょう。

以上からお勧めはこちら。

モデル名 メーカー リンク 補足
WSR-1500AX2B-WH バッファロー 2つ購入します。メッシュは、IEEEの規格を採用。
WX5400HP NEC NECはメッシュ対応が進んでいないようです。
Deco X95 tp-link 中国メーカーではありますが、性能は問題なし。2台セットでお得に購入でき、前機種はお得に買えそう。

ご参考になれば幸いです。

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 一条工務店へ



コメント