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男の城アイテム(13)秋が来る前にナス

旦那です

超久々の、男の城。
いやはや、入居1年シリーズにありますようにすでに入居して1年経ちました。
今回はナスについての話です。

情報爆発
PCを使うだけならたいしたことはないのですが、デジカメ、ビデオ、ドライブレコーダと非構造化データはどんどんたまってきます。
IDCの調査では、2020年には地球全体で作られるデータ量は40ZBになると、言われています。

ZB(ゼタバイト)?
EB(エクサバイト)の1000倍です。EBはPB(ペタバイト)の1000倍です。PBはTB(テラバイト)の1000倍。
今売られているハードディスクの容量は最大で6TBですから、1PBを構成するには167個、1ZBを構成するには・・・数えるの、やめましょう。

気が遠くなるような数です。個人が持つデータ量はどんどん増えていきますが、ストレージの容量もどんどん大きくなっていってほしいものです。


我が家の情報爆発

で、我が家にあるデータ量はどんだけあるかというと、バックアップによりデータを重複して持っている分も含めて、8TB位のハードディスクを保有しています。ふつーですよね?
最近多いのはドライブレコーダのデータです。
なお、TVを録画するレコーダのハードディスクは含めていませんが、5TB程度あります。


バックアップの重要性

旦那、過去にバックアップを軽視して、データを失ったことが何度もあります。
バックアップを取るというのはデータを二重、三重に持つということ。それだけ保有コストが上がります。
が、例えば

メール   重要なメールが消えた場合、出した人に内容を聞かなければならないかもしれません。
写真    消えたときのダメージは計り知れません。特に思い出に残る子供の写真の場合。WEB内覧会で使った写真が消えたら、嫁は悲しむでしょうし。
家計簿  これが消えても困らないかも?でもやっぱり消えてほしくない。
確定申告データ  これが消えた時にお尋ねがあると、おとがめがあるかも?

データが消える原因はいくつかありますが、ハードディスクの故障であったり、たまたまPCの熱暴走でCPUが暑くなり強制的に電源が切れたときとか。失ったものを前に茫然としたものでした。

バックアップする方法はいくつかありますが、主流は3つかな。

・USB接続のストレージにバックアップ  いわゆるDASの1つです
・LAN接続のストレージにバックアップ  いわゆるNAS(Network Attached Storage)です
・クラウドにバックアップ          インターネットにアクセスしておくのでセキュリティ上の不安がありますが、DR対策には有効。(DR=ディザスタリカバリ)また回線速度の都合で容量は少な目にするしかないです。


我が家の2014年のバックアップ方針

昨年嫁が購入したMac、実は一度もバックアップしていないとのこと。結構調査した際のデータもあると思われ、消えるとショックと思いますが。。。
旦那が持っているNASの3TBもそろそろいっぱいになっており、この機会に新調することにしました。
せっかくなので嫁のためにもRAID機能があるものにしましょう。

RAID?
レイドと呼びます。Redundant Arrays of Inexpensive Disksの略で、高価ではないディスクによる冗長化アレイ、つまりふつうに売っているハードディスクをいくつか買って、そのうち1つ以上が壊れてもデータを保護する仕組みです。
RAIDにはいくつか種類がありますが、よく使われるのはRAID1,5,6です。RAID0というものもありますが、これはデータの保護には使えません。
RAIDの種別についてはWikipediaが詳しいです。

で、我が家は最初はRAID1ではじめ、そののちRAID5相当にできるというXRAID2という独自の機能を提供するNetGear社のナスじゃないNAS、Ready NAS104と3TBのハードディスク2台にしました。

ReadyNAS104

ReadyNAS104


ReadyNAS104の扉を開けると

ReadyNAS104の扉を開けると

3TBHDD

3TBHDD

Ready NAS104はSOHO向けの製品で、4台までハードディスクを搭載可能、プロトコルはSMB、NFSだけでなくAFPにも対応し、嫁のMacでタイムマシン機能を使うことができます。今日の分は毎時、今週は毎日1回分だけ、というようなバックアップポリシーでやっちまった際に復元しやすい機能です。(Apple製のタイムカプセルを買うとWindowsでも利用できるそうですが今回はソフトなしなのでMacのみとしました)

3TBのハードディスク2台でRAID1を構成します。RAID1では1台分の容量しか提供できませんので、使えるの3TBまでです。ただし1台壊れてもデータはもう1台に残っていますので、すぐ救出すれば安心です。

データが増えたら、ドライブを2台追加します。今は3TBが一番コストパフォーマンスが良いですが、1,2年たったら5TBモデルになっているかもしれませんね。10TBのハードディスクのサンプル出荷が発表されました。年々大容量化しています。


使ってみた

まずは開梱し設置。ハードディスクを入れるとリビルドを開始。3TBで10時間ぐらいかかりました。(リビルドを終えないと使えません。)ご存知のように昼は電気代が高いです。困ったものだ。

ReadyNASの管理画面

ReadyNASの管理画面

まずはMacのタイムマシン機能を設定。これはすぐできました。嫁のデータが少なかったのか、1時間程度で同期完了。
続いて旦那の旧NASから新NASへのデータの移動。1TB強あります。
こういう最初のバックアップはNASにUSBなどで直接つなげるほうが早く終わるのですが、残念ながらそういう機能はないので、頑張ってコピーします。夜だけコピーしたので、およそ5日程度かかりました。

終わった後は、週に1回フリーソフトを使ってPCのデータをバックアップ。
RAIDのために若干遅いですが、バックアップ中は他のことをしているので苦にはなりません。

バックアップしていない方、お宅のデータは大丈夫ですか?

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コメント

  1. しろはな より:

    私「ねえ、今回の記事、3行ぐらいで説明して」
    夫「(我が家の何かを指さして)これと一緒」
    私「説明になってないですよ?」
    夫「そーいや、そろそろバックアップしとかないとなー」
    システム屋さん同士だと、何と言いましょうか、これぐらいで通じるものなのでしょうか。

    一条関連でブログを書かれる方というのは、そういう性格の方が多いのか、「あれ? 家にサーバがあるって……普通?」とかなってきますけど、多分違うだろうと思いたいです。まあ、勝手にバックアップとってくれるのは嬉しいですけれども。自動バックアップとはこういうことでしょうか。

    • >しろはなさん
      数少ない男の城の愛読者の皆様の代表としてしろはなさんに、忘れていなかったことにまず感謝です。ありがとうございまず。
      男の城は1年前よりは若干ましですが、なかなか公開できる写真がありません。
      今後も今回のように部分的なもので行きます。

      しろはなさんの家にもNASがあるのですね。

      システム屋?いえいえ、自分はシステム全体の設計はしていませんので組み込み屋とかネット屋でしょうかね。
      最近はストレージをやったりWEBをやったりと自分が何をやっているのかたまに見失います。

      転ばぬ先の杖。旦那様には早くバックアップせよとお知らせください。

      ちなみに我が家、PCは多くありますが、サーバというものはありません。
      もちろんサーバルームもコーナーもありません。
      サーバ=電源落とさない=昼の電気代が・・・
      そういう場合はクラウドですね。

      自動バックアップの手段はいろいろありますので、旦那さんにご相談を。(笑)

    • >しろはなさん

      おはようございます。
      夫婦でコメント返し、失礼します〜。

      しろはなさんのコメントを見て「サーバーが…」というと、「サーバーではなくNASだ」といわれました。違うのか…わかりません(笑)

      自動バックアップというのは、Macには元々「タイムマシン」という勝手にバックアップのデータをせっせととって、どっかに送るという機能があります。それを放置していたのですが、主人がせっせと送る先をこの度「NAS」に設定してくれた様です。

      以前はMacの中身開けて、メモリをさしたり、ネットのモデムが外付けの時代には、自分で配線やソフトウエアのインストールなんかも自分でしていましたが…近くにそういうことを担ってくれる人がいると、どんどん堕落して行きます。Adobeで色々作るのは楽しくても、バックアップって地味なんだもん…。今後も堕落する予定です。

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