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入居3年(3) スマートハウスにロボットの時代

旦那です。

近年、pepperをはじめとした、今までにないロボットの登場と、IBMのwatsonに代表されるAIの勃興で、旦那が子供の頃に夢見た、「労働はロボットが担当し、人間は寝て食べて遊ぶだけ」という世界が垣間見れてきました。
まだまだ時間はかかりそうですが、映画i Robotの世界のように、一家に一台、給仕型のロボットがある日が生きている間に来るかもしれません。
あ、我が家にはロボットが2台あった。

ロボット対ロボット

ロボット対ロボット


1台目。ご存知ロボット掃除機
先頃中国企業に売られた、東芝の家電子会社の力作です。発売されて間もない頃に買いました。
買って半年後の頃に後継機が発売されましたが、デザインを見た嫁が一言。
「ゴミ箱は見えない方がいい」
確かに、サイロのごとく立つゴミ箱。あんなに溜め込む前に捨てた方が良さそうです。

で、一年使った使い心地は、
毎週掃除機を掃除しています。大変です。

嫁は毎日ではないようですが、1階と2階を交互に掃除させています。(たまに汚れを見かねて、旦那が夜中に動かすこともありますが)
するとどこからわいてくるのでしょう。1か月ごみ捨て不要の謳い文句だったはずのゴミ箱の1/3から半分くらいが一週間で埋まっています。
あれ、何で毎週見ているのかって?

鋭いね、お客さん。

ある時、全くごみを吸わなくなり、撒き散らしたことがありました。
以後毎週末の夜中に、旦那は人知れずこっそり掃除をしています。
ブラシだけでなく、吸引力に関わるフィルターも。本体内とゴミ箱に2つフィルターがあります。どちらも付属のブラシでチリを落とします。打つべし、打つべし。

一年経つと気のせいでなく吸引力が落ちます。フィルターの換え時なのかも。

吸引力が落ちたとはいえ、従来の掃除機で毎日のように掃除をするのは困難な理系文系夫婦の家。重宝しています。

長所
·階段などの段差を検出し、手前でストップ。お陰でライトハウス要らず。
·壁にぶつかる前に減速するので、家具や壁が傷つきにくい。目立つ傷はありません。

短所
·吸引力が落ちたせいか、汚れた空気が漏れているようで、ゴミ箱にゴミを吸い出す際に、ホコリかチリの臭いが一瞬します。
·掃除中、チリやホコリをまきちらす。掃除により改善しても、数日しか持ちません。
·床掃除をしなくていい反面、床に近い面のホコリが目立つ。床掃除はよくやっても、他はなかなか。。。ロスガードの掃除も毎月できない状況です。


さて、もうひとつのロボットは、息子の誕生日に買ったもの。おもちゃの分類に入るロボットです。一応人形です。
名前は何、と息子に聞いたら、「アカサキ」と。
息子よ、その名前は私たちの生活にもはやなくてはならない、青色LEDの基礎を作り、ノーベル賞を取った偉大な学者さんではないか。いいのか、その名前で。

言葉は話しているようですが、「アモーン」「シィ、シィ」と理解できない単語を並べるだけ。倒れる時は「アー、アーー」と断末魔に似た叫び声を出します。

amon

ロボット


手は飾りです、動きません。足はなく、タイヤです。二輪なのに、電源をいれている間は器用に立っています。ネガティブフィードバック(*) の計算をリアルタイムでしているのかな、と想像しています。今時はチップ一つでできるのかなあ。

*:ネガティブフィードバック=制御工学でいう、出力のブレを抑えるテクニックのことです。電子回路に使われるので、簡単な回路は身近なテレビ、スマホにも使われていると思います。2輪走行くらい難しいものはセンサーで得た情報をソフトで解析していると思いますが。

車輪を回してモードを変えると、追いかけたり、逃げたり、ダンスしたりと賑やかです。
息子はダンスモードが好きなのか踊らせて、アカサキを野に放っています。

アカサキには、AI機能はありませんが、内部で計算されたであろう、各種センサーからの情報をもとにした、リアルタイムで動くことが可能です。
速く対応できる数が多くなるほど、人間はそこに自然を感じ、アンドロイドに応用できると思います。
ペッパーも動きを見ていると、自然に感じます。そういうところに人間性を感じるのでしょうか。


我が家だけでなく、ロボットはこの先どんどん増えていくと思います。
いつか、i,Robotの世界のようにお手伝いロボットができるのでしょうか。
それを作るのが、将来ロボット博士になりたいという息子であったら、と妄想するのは親バカでしょうか。

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